4G5G違いは?通信速度20倍アップ!わかりやすく解説!

4G5G違いは?通信速度20倍アップ!

4Gは、4世代移動通信システム 5Gは、5世代移動通信システム

4G5G
通信速度最大1Gbps最大20Gbps
同時接続数10万台/平方km100万台/平方km
遅延速度10ms1ms

5Gの通信速度は4Gの約20倍速く。同時に接続できる接続数は4Gの約10倍、遅延速度は約10分の1に下がっています。

4Gでは30秒かかるデータのダウンロードも、5Gでは3秒で完了します。

遅延も少なくなり、よりリアルタイムな操作がインターネットを介して行えるため、自動運転遠隔治療などの信頼性が重要な分野への効果が期待されています。

  参照 新世代モバイル通信システム委員会報告

日本では、2020年に春に商用のサービスが開始した5G。開始から約3年普及率は大きく上がっている。また、「スマートフォン出荷に占める5G比率」では、約20%だった2020年から、2021年には約58%と大きく飛躍した。

2021年に新たにスマホを購入した人のうち半分以上が5G対応スマホを利用しているのだ。2022年は、もっと飛躍することでしょう!

5GのGってなに?

5Gの「G」は「Generation(世代)」の頭文字です。略さずに日本語で表記する場合は「第5世代移動通信システム」です。

1Gから始まって今5G[5世代移動通信システム]まで開発され、実用化されました。

そこで、1Gからの歴史を簡単に解説したいと思います。

1Gから5Gまでの歴史

1G 

1G(第一次世代)と呼ばれるアナログの通信方式が始まる1979年、日本で世界初の自動車電話サービスが開始された年です。

平野ノラが「しもしも~?」というネタで使っているショルダーホンは1985年に、初めて「携帯電話」と称されたアナログ式のものは1987年に登場しています。

2G

1993年からの2Gへの変化は、利用者が増えたことによって帯域が逼迫、つまり「電波がめちゃくちゃ混んできた」ため、電波の利用効率を向上させる必要が生じたことによる通信方式の転換です。

この時アナログからデジタルという大きな変化になりました。


デジタル化によってデータ通信サービスの提供が可能になり、携帯データ通信の利用が本格化したことで、メールやWEBの利用が一気に広がっていったのです。

3G

2001年に登場した3Gは、電波効率の上げ方に「符号分割多元接続(Code Division Multiple Access)/CDMA」という技術が採用されたことにより、擬似的に帯域を専有できるので「2Gと比べて圧倒的に音がいい」と言われました。

基地局の切り替え方も、ソフトハンドオーバー方式になり、移動中に基地局と基地局を緩やかに切り替えていくので通話が切れにくくなりました

4G

2012年から始まった4Gですが、1G→2G、2G→3Gで行われた技術転換から比べると、3Gから4Gへの進化は劇的な通信方式転というほどでもなく、それゆえに一般的な解説でも写メール時代からスマホ時代へ……程度にとどまっていると言えるでしょう。

敢えて言うなら、大容量・高速通信レベルが向上したぐらい……ということでしょうか。とはいえそれだけでもとてつもなく凄いことではあるのですが。

引用元 生活者データ・ドリブン・マーケティング通信

5G

2020年3月から一部地域において5Gのサービスが開始されました。現在、対応エリアの拡大や対応機種の開発・販売が進んでいます。

容量が大きいデータを、高速で通信可能になりました。最大通信速度は4Gでは110Mbps~約1Gbpsでしたが、5Gは10Gbps(目標理論値)です。

2時間の映画をダウンロードする際に4Gでは5分ほど必要だったのが、5Gでは3秒程度しかかかりません。およそ100倍のスピードで、データ通信ができるようになりました。

同時にネット接続が可能なデバイス数が増加しました。4Gでは数台程度しか接続できませんでしたが5Gでは自宅部屋内の約100個の端末をネットに接続可能です。

オンライン会議やオンラインゲームなどでタイムラグ(遅延)を感じている方もいるでしょう。5Gではタイムラグを意識する必要なく通信が可能になりました。4Gの10倍の精度でロボットなどの操作が可能なほどです。

4Gまだまだ使えるの?

結論から言いますと、まだ決まってはいません ご安心ください!

専門家の話

4G終了(停波)については、正式発表はありません。たぶんキャリアの内部でもまだ停波に向けてのロードマップもない段階ではないでしょうか。

4G停波の正確な資料がないので、すでに停波が決まっている3Gのパターンを振り返って、4Gの終焉を予想してみましょう。

3G、ドコモでいうFOMAがサービス開始したのは2001年10月。ドコモが発表している3Gの停波は2026年3月末となっているので、およそ25年の実働期間だったわけです。

対して、4Gは2010年にサービス開始していますから、3Gと同じ実働期間と考えると2035年まで使えるということになります。あと15年程度は大丈夫ということですね。

でも、実際には、もっと長く使える可能性が高いと、筆者は予想しています」

引用元 特選街web

・4G5Gの違いは、通信速度20倍速い

・5Gとは、5世代移動通信システム

・4Gまだ使える?あと15年は大丈夫

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